ゆがみ専門小顔矯正サロン エス・バランスの村田良太です。
日曜日は毎月のバランス反射研究会へ参加してきました。
エス・バランスの小顔矯正や美容整体には無くてはならない技術を教えていただく研究会。
毎回テーマが変わり、施術検証を行っています。
体の使い方の違いによって、ゆがみが変わってくるという話も豊富で楽しい勉強会です。
■□■右利き?左利き?■□■
今回は、利き手が体にどんな影響を与えているか、というテーマ。
なんとなく関係があるのはわかりますが、具体的にはイメージしにくいかも。
利き手が一番大きく影響するのは体の軸です。
野球やゴルフ、卓球、バドミントンのようなスポーツをすると分かりやすいですが
大体利き手でボールやラケットなどを持ち、投げたり打ったりします。
稀に利き手と逆側で打つ人もいますが、ほとんど利き手ですよね。
みなさんも、卓球で打つ動作をしてみてください。
その時に利き手と反対側の足、右利きなら左足。
これが体の軸になるというのが、バランス反射の考え方です。
右利きなら左足、左利きなら右足、がその人の軸ですね。
この軸は、体を捻る動きをする時に中心になり
右軸か左軸かで大きな体のクセが変わってくるのです。
このように、利き手による体の軸は誰にでもあって右か左に分かれます。
ただ、出来ることなら極端に右・左に偏らない方がいいです。
例えば右利きの人が繰り返し同じ動作(ゴルフのスイングなど)をしていると
軸が左にどんどん偏ってきます。
そうすると体のゆがみが大きくなって、他の箇所に支障が出てくることもあります。
私はスポーツやらないから関係ないわ! という人。
いえいえ、関係ありますよ~。
スポーツをしなくても軸を中心に体を動かしているものです。
何気なく立っている時の姿勢だって、体の軸によって体重のかけ方が違います。
ちょっとした動作に影響を与えるのが体の軸なんです。
■□■利き手と利き目■□■
利き手と利き目の関係もおもしろいです。
人は何か物を見る時、無意識に利き目で対象物にピントを合わせています。
利き目のことはこちらもご覧ください
https://sbalance-beauty.com/blog/4529/
利き目が右だと、右ひじから先の前腕が捻じやすくなります。
スポーツだけじゃなく、日常のいろんな動作をする時は
目で見て体を動かすことがほとんどなので
まず利き目で物にピントを合わせて、体の軸を中心に捻じる動きをするんです。
利き目と利き手の組合せで、無意識で自然に体が動いてくれています。
この動きが体に染みついていくんです。
そして、利き手と利き目の組み合わせが顔のねじれをつくり出し、
鼻が傾いたり、曲がったりしてしまいます。
ですから、利き手・利き目があるのは避けられないけれど
極端に右や左に偏らないようにしたいものですね。
私は施術中に「〇〇さん、右利きですか?」とお聞きすることがあります。
この時は体の軸を確認しているのです。
右軸か左軸かで体へのアプローチは大きく変わります。
私に利き手を聞かれたら、注意して観察しておいてくださいね!