ゆがみ専門小顔矯正サロン エス・バランスの村田良太です。
今日はプロのミュージシャンの方が来られました。
ドラマ―をされています。
年に数回、撮影やライブの前に来店されることが多く
今日もこの後ライブが控えているとのこと。
やはりミュージシャン、特に楽器を演奏する方は
独特なゆがみが体に染みついているものです。
ドラムの場合はまだ比較的偏りが少ないですが、
ヴァイオリンや管楽器、ギター、ハープなどを演奏する人は
かなり体や顔のゆがみが大きいですね。
プロの場合だとその楽器を子供のころから演奏し続けていますから尚更。
プロの音楽家でなくても楽器を演奏する人のゆがみは特徴があります。
先ほども例に出したヴァイオリン。
必ず左手でヴァイオリンを、右手に弓を持ち、
左顎と左肩で楽器を挟むように構えます。
この時点で既に顔も体もゆがんでいますよね。
中でも顎のゆがみは顕著に出ています。
首の傾きと顎のゆがみがセットになって襲ってくるのです。
演奏が始まると、両手の動きも腕のねじり方もまったく違い、
立っている場合は体重の乗せ方も左右で変わってしまします。
素晴らしい演奏をするためには、犠牲にしなければならないご自身の体のこと。
顔にも体にも大きな負担がかかっています。
サックスやクラリネットなどの管楽器奏者にも特徴のあるゆがみがみられるもの。
持ち方は必ず右手が下で左手が上。そんなふうに作られているから仕方ないんですが
これらの管楽器を演奏する方々は右肩が大きく下がっています。
それに加えて楽器を首からストラップで吊るしているので
首や肩への負担もすごいものがあります。
ストレートネックからの顎下のたるみがでてしまう方の多い楽器です。
さてさて、本日お越しのドラマーさんは、顔の右下がりと横幅がお悩みなので
重点的に施術をさせていただきました。
お仕事のほうは、
バンドではなく個人で活動されていて、その時その時で他の楽器のプロの方々と組んで
ライブやイベントでで演奏する、というスタイルだそうです。
素朴な疑問を訊いてみました
「ライブ会場で他のプロの方と、初めましてになることもあるんですか?
ドラマーさん 「もちろんありますよ!」
「え、そんな時リハーサルだけですぐに息が合って演奏できるものなんですか?」
ドラマーさん「出来ますね~。譜面がありますし。あとは、その時のメンバーの癖や個性を
どう活かしてて作るか考えながら、みんなでやっていくんです、なんとなく」
私「すごいですね~~!!さすがプロです。」。
「でも、先生の仕事も同じでしょ? 初めてのお客さんが来たって大体どういう施術を
すればいいか分かりますよね。なんとなく」
私「あ、分かりますね。大体1時間で結果は出しますもんね。」
「でしょ、同じですよ!」
なるほど~。ものすごく納得できましたね、このお話。
毎日演奏して、いろんな方とセッションしていたら
ご自分の癖や特長をこのメンバーとならどう出したら良いかとか、
他の演奏家の方の良さはどうやったら引き立つかなどが分かるのですね。
そして『なんとなく』がキーワード!
確かに私たちの仕事も同じです。
お客さまの一番理想的な姿をどうやったら引き出せるか、
いつも考えながら施術しています。
同時に自分が得意とするところも意識して、
この技術を活かせてお客さまが最も輝けるためには何を選択するか。
こうやってお客さまがご自身の中に持っている理想の姿を引き出すお手伝いが
私たち施術者・セラピストの仕事ですね。
いやいやー、今日は勉強になりました!!!