小顔矯正専門サロン エス・バランスの村田良太です。
エラの張りがなくなって、フェイスラインがすっきりしたらなあ
というお悩みをもっているお客さまはとても多いです。
エラが張っている方のほとんどが
エラ周りの筋肉・咬筋(こうきん)が硬~く張っています。
咬筋という筋肉は食べ物を噛みしめる時に使う筋肉で、
この咬筋が硬く張ってしまうと
エラの骨が少しずつ外に広がっていきます。
そして、少しずつエラが張り輪郭が四角くなっていく・・・
だから強く噛みしめる癖のある方はエラが張りやすいともいえるんです。
ところで、
思いっきり歯を食いしばった時には、
自分の体重に匹敵するくらいの力が奥歯にかかっているといわれています。
50kgの人なら最大で50kgの力で歯を食いしばっている、というわけです。
すごい力ですよね!
ただ、普段の食事の際に奥歯にかかっている力は、
最大の噛みしめ力の半分から1/4であるとされていますから
そんなに大きな力ではないのです。
食事の時以上に強い力で歯を食いしばっているのは、寝ているときの歯ぎしり&噛みしめ。
無意識でかなり強い力がかかるので、自分の体重くらいの力がかかっている可能性が高いです。
その強い力を生み出している咀嚼筋(そしゃくきん)のひとつが咬筋。
強い歯ぎしりや噛みしめが続けばどんどん咬筋が発達して
ますますエラが張ってしまいます。
寝ている間に、無意識のうちに
咀嚼筋の筋トレをしているようなかんじ・・・
筋トレをしすぎて
朝起きたときに顎がだるいという症状が出ている方もいらっしゃいます。
だから必要以上に発達してほしくない筋肉ですよね~、咬筋は。
噛みしめる力を出す咀嚼筋には、もうひとつ大きな筋肉があります。
それは耳の上あたり、頭の横の部分にある側頭筋がそれ。
実はエラ張りでお悩みの方の85%が、
側頭筋も硬く張っているのです!
エラの張りを改善してスッキリしたフェイスラインをつくるには
側頭筋を柔らかくしてあげることも絶対に必要。
この側頭筋を柔らかくする方法は次回のブログでご紹介しますね。