ゆがみ専門小顔矯正サロン エス・バランスの村田良太です。
さてさて、昨日のブログに続いて今日は『骨格の下垂』というテーマ。
骨格って聞くとなんだか急に難しい感じがしてくるんですよね。
字が悪いのかもしれません。
「骨」とか「格」とか、硬そうで難しそうだし。
でも分かりやすく書いてありますので、気楽に読んでみてください。
昨日はたるみ改善には頭皮からということで
頭の筋肉や頭皮を柔らかくして引き上げるお話をしました。
ここまでは想像つきやすいですよね。
で、骨です。
体はざっくりいうと、骨→筋肉→皮膚の3層構造をしています。
ざっくり言うとです。
一番下の土台が骨で一番表面が皮膚。
大体なんでも土台が肝心なんですよね。
家を建てるならまず地面を掘って基礎工事をします。
基礎がいい加減だと家は簡単に潰れてしまいます。
クルマの土台はタイヤ。
タイヤがパンクしてたら思うように走れません。
人のからだ全体で見たら土台は足。
足の大切さはまた詳しくお話しするとして。
今日はお顔のたるみについてなので、顔の骨が土台です。
その上に筋肉が付いていて、そのまた上に皮膚。お肌です。
ヘッドスパで頭皮や筋肉を柔らかくして、引き上げても
骨の下垂があったらすぐ元に戻ってしまいます。
だって土台が下がっているのだから、その上に乗っかっているものも下がりますよね。
表情筋というものを鍛えてお肌を引き上げやすくしても
土台の骨が下がったままだと、残念ながら上がりきりません。
それなら骨を上げてしまおう、というのが骨格からのリフトアップ。
土台の骨が上がれば筋肉も皮膚も一緒に上ってくれます。
ここでちょっとだけ解剖っぽい話をしますね・・・
頭蓋骨は脳頭蓋(のうずがい)と顔面頭蓋(がんめんずがい)に分けられて、
脳頭蓋は脳を保護していて、顔面頭蓋は顔面を形作っています。
顔のパーツでいうと、目の下半分、鼻、頬、口、顎は顔面頭蓋に含まれていて、
顔面頭蓋は脳頭蓋にぶら下がったような形でくっついているのです。
脳頭蓋は首の骨の上に乗っていますが、その脳頭蓋にぶら下がった顔面頭蓋は
支えられる骨もなくて下向きの重力の影響も受けやすい。
そんな構造なので、顔のたるみは顔面頭蓋の下垂が大きな原因と考えられるのです。
そこまで分かれば後は上へ動かすだけ
骨の動く方向さえ把握していればソフト~な力でゆっくりじっくり上げていきます。
直接骨に触れることはできませんから
まず皮膚を動かし、それが筋肉に伝わり、骨まで連動させる。
(それ以外にもたくさんの組織がありますが、これらも一緒に連動します)
たるみ以外でも顔が伸びて長くなってきた、という人も
骨格の下垂が考えられます。
今日は、顔のたるみに骨が関係しているということを覚えておいてください!