ゆがみ専門小顔矯正サロン エス・バランスの村田良太です。
★エス・バランスではコロナウィルス感染防止策を強化しています★
みなさまにお届けしているニュースレターのSBストーリー♪
私がラーメン屋店主だった頃の話が好評で密かに喜んでいます(*^_^*)
SBストーリーの中で、自律神経失調症とメニエル病によるめまいに悩まされていた
という話を書いていますが…
お客さんからは「先生、どんなラーメン作ってたんですか?」
と訊かれることも多いです。
私がやっていた『ラーメンあかつき』は豚骨醤油ラーメンが看板の店でした。
その他のメニューはギョーザ、キムチ、ビール、ライス、だけ。
よく常連さんから「日本一メニューの少ない店やな」と言われていました(笑)
当時の私は20代で食べ盛り。
ラーメンと名がついていればどんなタイプでも好きで、朝昼晩問わずガツガツ食べていましたが、
その中でも一番好きなのは豚骨醤油でした。
自分が好きな味ならトコトン追求できる!という想いから
豚骨醤油ラーメンを看板に掲げることになったのです。
とっても単純で分かりやすい性格(笑)
ところで、豚骨と聞くとコッテリ味を思い浮かべる方も多いでしょ!?
確かに豚骨をメインに鶏ガラを加えてじっくり時間をかけて炊き込んだスープはしっかりした深みが出ます。
そこに醤油ベースの特製ダレを合わせて
コクはあるけどしつこくなくスッキリした後味、そんなラーメンをずっと目指していました。
こうやって書くのは簡単ですが、なかなか難しい挑戦でしたよ~(^^;)
さらに麺は喉越し重視で、やや細めのストレート麺を製麺所に頼んで作ってもらっていました。
ちなみに最近のラーメン屋さんは自家製麺のところが多く
太さもあり、しっかり噛んで小麦の味を楽しむ食べ応えのある麺が増えていますね。
そんなラーメン、当時はほとんど無かったです。
25年以上前の話ですから、随分と様変わりしましたよね。
私が一番神経を使ったのはいつでも同じ味のラーメンを作ること。
当たり前と言えば当たり前なんですが、これまた意外と難しい。
同じ材料を同じ量だけ使っていても
出来上がりが毎日変わってしまうものなんです。
材料の骨・肉・野菜も外見は同じでも微妙に風味が変わったり
麺もその時の気温や湿度で違いが出てしまうんです。
毎日同じ味のラーメンを目指しながらも
「今日はどんなラーメンが出来るんだろう!?」と
ドキドキワクワクしながら作っていたもの。
ライブ感覚で楽しかったですね~(^_^)v
雑誌dancyuさんに紹介された記事です(^_-)
↓ 1995年12月号って懐かしい~
ラーメン屋さんは、人が1人入れるような大~きな寸胴鍋で大量にスープを作ります。
炊き込む時間も数時間と長く、ちょっとした火加減の違いも味の変化に現れやすいのです。
大雑把な仕事に見えて実は繊細な作業なんですよね。
私のイメージにピッタリでしょ(笑)
豚骨醤油ラーメン1種類しか無いので、このスープの出来が悪いと完全にアウト!
シビアな仕事でしたわ。
でも理想のラーメンが出来て、それをお客さんが美味しそうに
完食してくれた時はほんとうに嬉しかったです。
何事もハマると没頭するタイプ。
今思えばそれも体調を崩した原因かもしれません。