ゆがみ専門小顔矯正サロン エス・バランスの村田良太です。
前回のブログで書いた姿勢矯正のことを、もう少し掘り下げまして
今日は肩甲骨が美しい姿勢をつくる!!というお話をします。
■□■肩甲骨って?■□■
「肩甲骨ってどの骨ですか?」
よく訊かれる質問です。
下のイラストで、ピンクの骨が肩甲骨
天使の羽のように背中についている骨です。
肋骨の背中側の上に乗っかっていて
肋骨の上をスライドするような動きをします。
このイラストは骨だけですが実際にはたくさんの筋肉や靭帯がついていて
とても複雑な動きをしてくれる肩甲骨。
一見すると小さな骨に見えますが、働きはとっても重要♡
肩甲骨は小さな巨人です。(オロナミンCか!? 古くてすみません^^;)
その中で今回は姿勢に関係する2つの動きを見ていきましょう。
まず、よく言われる巻き肩の原因になる動きが、肩甲骨の外転と呼ばれるもの。
肩を巻き込むような動きをしてみると分かります。
肩甲骨が肋骨の上を滑って前の方に出て、肩もどんどん巻き込む感じです。
この状態からどんなに背中を伸ばそうとしても全く伸びません
完全に猫背・巻き肩・ストレートネックの姿に(>_<)
このタイプの人には、肩甲骨を背骨に近づけるような矯正をします。
猫背や巻き肩が慢性的な人は、肩甲骨の内側の筋肉などガチガチになっています。
ここをストレッチしながら肩甲骨を背中側に動かして背骨に近づけると
肩がグーンと開いて背中が伸びます☆
■□■肩が覆いかぶさる■□■
もう一つ姿勢を悪くしてしまう動きに
肩甲骨が覆いかぶさる、というものがあります。
これは『肩をすくめる』という動きで、肩甲骨の挙上といいます。
みなさんもやってみてください。
肩を上げて首が縮まるような動きです。
寒い日にはついついこの格好をしていますよね。
肩甲骨が背中側から覆いかぶさってくるような圧迫感があります。
これで背中を伸ばすことも、とても難しいです。
覆いかぶさってくる肩甲骨を下げるには僧帽筋(下部線維)などの力が必要。
肩を下げながら背中の上の方が広くなっていくようなイメージで動かします。
肩甲骨が骨盤の方に近づいてどっしり安定する感じが出てくるでしょ!
姿勢のいい人は、必ずこの肩甲骨の動きが無意識に出来ているのです。
肩甲骨の「巻き込み」と「覆いかぶさり」を解消するメニューが
自然に背筋がピーンと伸びた美しい姿勢になりましょう(*^_^*)